【自キ】エンドゲームに限りなく近いキーボード【J73GL】


 はんだ付けに苦労しつつも、どうにか完成させられたJ73GL+GL516。初めての金属ケースキーボードという点を考慮しても「今まで自分が使ってきたキーボードとは違うなぁ」とはっきりわかる感触に、打鍵のたびにニヤケてしまいます。
 このキーボード、自分にとっては(今のところ)限りなくエンドゲームに近いキーボードに思えます。


 ここで言う『エンドゲーム』というのは、自作キーボード界隈的には自作キーボードにおける終着点、つまりは「自分にとって最高なキーボード」というのを指すかと思います。J73GLとGL516の組み合わせ(プラス、Hako Violet!)はまさにそんな『エンドゲーム』に限りなく近いのでは? と思える私の現状です。

 日本語配列キーボードという、自作キーボードにおいては(現状で)少数派なものをチョイスするのはなかなか難しいことで、それを困難にしているのはなんといってもキーキャップの選択肢の少なさです。山田75号で最初に悩んだのがまさにそれで、山田75号ではあえて無刻印を選ぶことで刻印の不一致を強引にクリアする道を選びました。無刻印はそれはそれでなかなかクールというか良いのですが、たまに「あれ、このキーなんだっけ?」となる芥川には使えるけど使いにくい面もありました。
 J73GLを組むにあたり、今回は少し奮発することで刻印ありの日本語配列対応キーキャップを選ぶことにしましたが、それを毎回チョイスできるかどうかという問題、同じものばかりになる問題を考えると……やっぱり、もう少し選択肢が増えたら良いなと思います。ですが、コストを掛けた分だけ良いものに仕上がったなというのも確かです。なので、『エンドゲーム』に限りなく近いというところにつながっていきます。

 キーボードの配列、質感……それに加えて大好きなHako Violetが使えたということも大きいでしょうね。やっぱり、キーボードの打鍵感て見た目と同じくらい、人によってはそれ以上に大事なものだと思うので。その点で、まさに望みうる最高な組み合わせを手にできたと思っています。本当に。

 私自身の自キ経験値が少ないので「本当にそれが『エンドゲーム』?」と聞かれて自信満々に「そう!」とは言えませんが、今のところ「たぶんね!」とは言えます。それくらい、自分のJ73GLは最高の仕上がりだと思っています。
 実は、これを書いているところで『打鍵感向上シート 打鍵感向上用シリコンパッド』なるオプションをオーダーしたのですが、それを取り付けたらどうなってしまうことやら……。ただ、はんだ付け失敗の際に組んで分解してを繰り返したので、しばらくは組み立て作業はしたくないかも……(苦笑)。今の状態を楽しんで、それからオプションとの比較、かな? そういうことにしておきます!


この記事はJ73GL+GL516(Hako Violet)で書きました。

※22/03/26 『打鍵感向上用シリコンパッド』をうろ覚えで書いていたので訂正。

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