通常、キーボードのスペースキーはコンベックス形状という、他のキーと違って凹むのではなくふくらんだ形状をしていますが、自由で多様な自作キーボードにおいてはスペースキーのサイズが多種多様で、市販キーボードでみかけるようなレイアウト向けに作られたキーキャップセットでは対応するのが難しい場合があります。また、親指が触れるキーということで位置的に通常のキーよりもコンベックス形状の方が指触りが良いのでそれを求めることもありますが、スペースキー以外でコンベックス形状というのはなかなかみかけません。 無いなら作ろう、というのが3Dプリンタ製のコンベックスキーキャップですが、それとは別の方向で対処しているのがキーキャップの逆付けかなと思います。これをやると手前側が低くなり、キーキャップの角が指に当たりにくくなります。