【エレコム】懐かしいキーボード、TK-U12FYALGを引っ張り出してきた【キーボード】

 
 今回は番外編(?)というか、なんとなくそんな気分だったので(どんな気分……?)、エレコムのメンブレンキーボードをレビューします。

販売終了品のため、どこかの売れ残りか中古だけになるかと思います……



 画像のキーボードが今回のキーボード。エレコムのUSBフルキーボード、『TK-U12FYALG』という機種になります。冒頭で触れています通り、メンブレンキーボードです。

 このキーボードは元々、家族がノートPCのキーボードが使い難いということで購入したものだったと記憶していますが、その後内蔵キーボードにも慣れたということで次第に使わなくなり、何かあった時用に……と保管されたままになっていました。引越の際に処分も考えましたが、当時は私もVARMILOにハマる前でしたので予備キーボードを所有しておらず、念のためにと持ってきました。


 画像で見ると色味が微妙に違いますが(撮影場所とカメラの性能の影響でしょう)、かなり変色が始まっており、レトロブライトが出来るならやりたいよね……という感じの色合いになっています(フルキーボードを浸けておけるケースがないのですぐに出来ません)。ただ、使用せずに保管されていたからか、全体的な汚れというものはあまり無いように見えます。

 今回引っ張り出すに当たり、キーキャップの洗浄とシリコンルブスプレー(VARMILO BLACK BLACK JISの赤軸をスプレールブした際に使用したもの)でスプレールブしました。あとは、スタビライザーもグリスを塗り直し(手持ちにあったミニ四駆用のグリスですが……)、なるべく新品に近いコンディションの打鍵感に近づけたいなと悪足掻き。


 実際の打鍵感ですが、まあメンブレンですね(それ以上の感想が思い浮かびません)。メカニカルのしっかりとした、カッチリとした打鍵感と比べると柔らかいです。ただ、押下圧的にはどうなのでしょう……ゴム感に惑わされそうになりますが、そこそこ重いのかなという感じです。45gよりは重いかな……。赤軸・桜軸よりは重く、ローズ軸よりは軽いかな……?

 キーは軸部分が四角形なのでそこそこ安定しています。ただ、摩耗の影響か品質的な影響か、キーによっては少しグラグラする感じです。スタビライザーは簡易的なものですが、特に駄目という感じはありません(個人的感想)。当時価格で1,400円+税だったことを考えると、十分すぎるのでは?


 打鍵音はスプレールブした段階ではそこそこ静かです。とはいえ、プラスチック的なカチャカチャした音は少し安っぽいかも? まあ安いキーボードなので当然ですが。でもまあ……この値段でこの打鍵音は立派だと、にわかキーボード好きとしては思いますけれどもね。静音キーボードと比べれば音は出ますが、下手なメカニカルキーボードと比べたらかなり静かだと思います。


 メカニカルキーボードの打鍵感が好きになり(というかVARMILOが好きになり)、メカニカルキーボードという世界にハマっていった芥川ですが、こうしてメンブレン方式のキーボードにあらためて触れると「メンブレンも別に悪くないよな」という感じですね。

 動画を探すとメンブレンのラバードームに穴を開けて押下圧を変えたりした改造している方もいらっしゃるようで、キーボード沼にハマった人が「とりあえず自分だけのキーボードが欲しいけどいきなり自作やオーダーメイドとかは難しいし高いし……」ということで挑戦するには良い&面白い世界かもしれませんね!


 今回はスプレールブとグリスアップで調整しましたが、悪くない打鍵感に満足です。少しペチペチとした感触は構造上仕方ないですが、そこを除けば打鍵音含めて悪くはないですね。……まあ、「これが最高!」と言い切るには、私には合いませんが……(苦笑)。

 VARMILOキーボードだけでも4台持ちの現状で『予備』としているのか? という疑問はありますが……たまに使うには良い感じのキーボードですし、故障して使えなくなるまでは手入れして保持し続けようかなと思います。


注:このブログ記事は全てTK-U12FYALGで執筆しました。

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