【キーボード】タクタイルは思っていた以上に合っているのかもしれない、という話【スイッチ】
メカニカルキーボード人生で初めてタクタイル軸をチョイスしましたが、これまで「スイッチ感のあるキーボードはなぁ……」と思っていたのですが、自分の最初の感覚なんて当てにならないなぁという感じです。
これまでリニア軸ばかり使用してきましたが(VARMILOデイジー軸、桜軸、ローズ軸、CHERRY MX 赤軸)、自作キーボードのブログや動画を見ているとタクタイル軸を使用したキーボードを結構見かけまして、「タクタイル軸って良いのかな?」と思い始めたのがたぶん今年の夏ぐらい。それから色々気にしながら調べたりして、「自分が思っているよりもタクタイル軸は良いのかもしれないぞ……?」と思うようになりました。
今回のタクタイル軸チョイスのきっかけになったのが、三雲岳斗さんがJP60SSで使用されたHako Violetでした。これまで「執筆には指に対して楽な軸のほうが良い」と思っていましたが(それを考えるとローズ軸は重い軸なので考えに反しますが……)、タクタイルの打鍵感というものを重視するならそれは『快感』という部分に魅力があるのではなかろうか? と勝手に想像する日々でした。
そして「自作キーボードをやるならタクタイルで試してみよう」という決定打になったのが、ふもっふのおみせさんのポップアップストアで触れたCHERRY MX 茶軸の打鍵感でした。ブログや動画によってはタクタイルの中でもあまり……という評価になっていたりするようなのですが、タクタイルをまともに打鍵する機会がなかったので(知人のキーボードに軽く触れたことがありますが、たぶん青軸系だったと思います)、あらためてしっかり吟味するつもりで触ってみて「タクタイルってこんな感じなんだ!」と自分の中にハッキリとしたイメージが出来たのが大きかったですね。
そしてなんだかんだあって(?)、Yamada75 Goという自作キーボードキットと出会い、「はんだ付けをお任せできるなら、全然難しくないよな……」と初めての自作キーボードを決意。その際に選んだキースイッチがタクタイル軸のHako Violet。三雲岳斗さんへの憧れから選んだのが最終決定の理由です(苦笑)。タクタイルといっても色々ありすぎて迷いますね!
組み上がってから毎日ウキウキで触っているのですが、冒頭にも書いた通り、なんでこんなにタクタイルを敬遠していたかなぁと思うくらい、何かしっくり来ています。たぶん、クリッキー系のイメージが付いてしまっていたのだと思うのですが(まだまだキーボード初心者なので)、勿体ない思い違いだなぁと思います。とはいえ、自分の環境とか作業内容を考えると使える時間帯とか色々あるので、まあ早くはないけど遅くもなかった出会いというところでしょうかね。打っていて楽しいです!
タクタイルはリニアに比べるとスイッチ感は多少ありますが(メンブレンキーボードのような感じが、もっとメリハリ効いたものだとイメージするのが近い……?)、まあ軸にもよるとは思いますがクリッキー系のようなガチャンガチャンとしたものではなく、コトコトと心地良い感じですね。リニアのスッと沈み込む感覚のほうが良いという人もいるでしょうし、私もリニアの打鍵感は大好きですが、こういうのも良いな、結構自分に合っているなと思いましたね。
ここから先は、押下圧の変化だったり、タクタイル感の強弱だったりでまた沼があるのでしょうが、今後はリニアだけではなく、タクタイルも軸選定の候補としてしっかりと自分の中に加わることになりますね。有名なタクタイル軸も色々ありますし、あまり見かけないぞ? という変わった軸とかも試してみたいかも……。いやあ、キーボード沼って、軸だけでもホント深いですね!(苦笑)
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