【キースイッチ】スプリング交換というチューニング

  キースイッチについてはルブという作業がそのクオリティを高めるものとしてメジャーなように思えますが、実際のところパーツの組み合わせを変えることでカスタムするというのは有名な手法であり、たとえば『Holy Panda』等はその代表例と言えるのかもしれません。で、その中でもお手軽かつ有効なカスタムのひとつとして『スプリング交換』があるわけでして。

 今回は、そんなスプリング交換について悩んでいる私の独り言です。



 私のお気に入りキースイッチのひとつ、『Hako Violet』はタクタイルスイッチの中でも軽量とされ、心地良い打鍵感が私の好みでした。そんな最高なキースイッチを出来ればもっと使いたいのですが、残念なことに国内流通は度々あるものの欠品しやすい印象を受けます。(海外通販やフリマ系サイトに出品されていたりしますが、個人的に出来れば避けたいルートです)

 タクタイル感はともかく、押下圧の重さについてはスプリングである程度変えることが出来ます。なので、似たような形状のKailh BOXの茶軸であればそっくりとはいかなくとも、近付けることが出来るのではないか? と素人的に考えたわけです。まあそんな簡単なものである筈が無いと思いつつも、この考えは私の中でじわじわと広がっていきます。最優先はHako Violetですが、Kailh BOX茶軸のカスタマイズは試す価値があるのではないか……? と。


 Hako VioletとKailh BOX茶軸は自分の中ではマツダのNDロードスターとアバルト124スパイダーみたいなものなのかな、という(製品的な)認識なのですが、それぞれのレビューを見てみると結構違いそうです(まあ、ロードスターと124スパイダーもそうなのでしょうけれども)。タクタイル感に関してはリーフが影響するようですが、押下圧が下げられるのであれば下げたいというのが個人的な好みです(リニアだと55gくらいなら良いかなと思いますが)。

 Kailh用にスプリングがあるので見たところ、軽めのスプリングはリニア用とされていました。これは、あまり軽いスプリングではステムを戻せなくなるから、ということのようですね。タクタイル感が生じるポイントで押し戻せなくなる、ということでしょうか。それは困りますね……。

 どの程度のスプリングならいけるのか、とネットで調べてみたのですが、残念ながらあまり触れているものをみつけることが出来ませんでした。ただし、35gのスプリングをKailh BOX茶軸に使用しているというブログ記事がひとつみつかったので、35gであればいけるかもしれません。一方で、35gでステムが戻るものの引っかかり感が強くて実用的ではないという書き込みもあり、迷うところです。


 一番は、Hako Violetの在庫が復活することですが、スプリング交換に関してはいつか手を出したいと思っているので、今後も色々調べてみようと思います。

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