【自キ】自作キーボードを設計してみよう 8.マイキーボードを使い倒し、そして自慢しよう編【設計】


 前回までの内容が実践できていれば、これをお読みの貴方の手元には素敵な、この世にただひとつのキーボードがある筈です。今回は、そのキーボードを味わい、そして自慢していきましょう! という内容です。

(ちなみに、前回の記事の最後でボトムプレートを閉じましょうと書きませんでしたが、閉じたものとして進めます。すっかり忘れていたのはここだけのお話



 完成したキーボードは、貴方にとって初めての自設計キーボードであるとしたら、ある意味では未完成です。何故なら、作ったことにより「ここはもっと……」という要求が生まれる場合があるからです。私の場合はプレートの剛性感に不満があり、対策をしています。そういうことが、貴方のキーボードにもあるかもしれません。それを確認するためには、とにかくそのキーボードを使い倒す必要があります。

 クルマやバイクと同じです。設計段階では「これで良い」や「これで妥協しよう」とした部分が、やっぱり駄目だったり変えるべきだったり……そういうことが、テストすることで見えてきます。私もAct-JP52”零式”でブログや小説を書くことで「やっぱりもう少し剛性感が必要だな……」と思いましたし、逆に「エンターキーが小さいのは不安かも」と思っていたのが実際には気にならなかったりしました。使ってみないとわからないこともあります。

 そもそも、飾るために作ったキーボードではないはずですし、是非使い倒しましょう! そして得たデータ、経験を基に、もっと良いキーボードに仕上げていきましょう!


 使い倒した後でも良いですが、完成させたら自慢してみましょう。「自分のキーボードなんて……」なんて、思わなくて大丈夫です。自分のためのキーボードなのですから、自分がその良さを分かっていれば良いのです。

 泣いてないもん……。

 キーボードを自慢するのは自分のTwitterアカウントでタグ、#自作キーボード をつけてツイートしたり、毎週日曜日の夜に開催されているKEEB_PDに投稿するのが良いかと思います。KEEB_PDは主宰アカウントがルールをツイートしているので、そちらに沿って投稿してみましょう!


 あとは、そうですね……ブログの文末に「この記事は◯◯で書きました」みたいな一文を添えると、それっぽい感じがしてとても自己満足できます(他の方々がそうされていて、私はそれに憧れて始めました)。


 自分自身、初心者であるためになかなか正確な情報をお伝えするのが困難ですが、この企画を通して少しでも自作キーボードでオリジナルのキーボードを作ろうと踏み出す勇気を持っていただけたら幸いです。とはいえ、他のビルダーの方が作られたキーボードの完成度、使用感の良さは最高ですけれどもね!(苦笑)

 いつか、自分にとって最適で最高な、貴方だけのキーボードが出来ますように!!


この記事はAct-JP52”零式”で書きました。

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