【VARMILO】あらためて、芥川なりのアミロ軸レビュー【アミロ軸】


 アミロ軸(VARMILO静電容量式メカニカルスイッチ)もV1、V2跨ぎつつデイジー、桜、ローズを経験しましたが、それなりに経験を重ねた上であらためて芥川なりにレビューしてみようかな、と。

 あくまでも参考程度ですが、気になっている方の一助になれば。

 なお、未入手のオレンジ、グリーンについては語れませんので割愛させていただきます



・デイジー軸(押下圧35g)

 アミロ軸最軽量のキースイッチ。キーを押すというよりも、触れたら沈み込むくらいのイメージ。スコスコカタカタという打鍵感は、軽快さに心まで軽くなるよう?

 デメリットとしてはちょっとした指の狂いでタイピングミスを生じやすく、それなりのタイピング力と心の大らかさ(?)が求められる。

 長時間タイピングするような人に向いているものの、それなりのタイピング力も求められるキースイッチ。


・桜軸(押下圧45g)

 アミロ軸のスタンダード。適度な押下圧と滑らかな打鍵感が持ち味。軽すぎず、重すぎずの優等生的キースイッチ。

 メリット、デメリットは特になく、滑らかで程良い打鍵感は心地良い。あえて挙げるとすれば、そこそこに打鍵音が出るということだろうか。ただし、これはキースイッチそのものというよりはVARMILOのケースとの兼ね合いの部分が大きいように思う。

 Cherry MX赤軸の経験があり、同じくらいの押下圧でもう少し滑らかな打鍵感を……という人や、同程度のスペックで他の人とちょっと違うキースイッチを使いたい、という人にオススメ。


・ローズ軸(押下圧55g)

 アミロ軸の中では重めの押下圧。滑らかさがありつつのしっかりとした打鍵感は、人によっては癖になるかも?

 カタカタコトコトと心地良い音を立てながら打つのは気持ち良い反面、それなりの押下圧なのでそれなりの負荷が指にかかる。心地良さに負荷を忘れそうになるが、やっぱり落ち着けば重い故に疲れている、なんてことも。

 長くタイピングするのには向いていないが、しっかりとした打鍵感はタイピングミスを多少カバーしつつ滑らかさと共に癖になる心地を与えてくれるかも?


 アマチュア作家としての芥川の見解としては、同じく執筆メインで使用するユーザーにオススメするなら桜軸です。デイジー軸が最も負荷が少なく、長時間タイピングには向いているのですが、一方で軽すぎるというのは上で触れたとおり、デメリットでもあります。ローズ軸はその点で論外なのですが、一方で芥川のように好んで使用している変態……いえ、愛好家もいるので、そこは好みかと思います。

 YouTubeに投稿した動画でゲーミング用途について質問を受けたのですが、ゲーミング用途に関しては自分が全く使用していないため分からないというのが正直なところです。ただ、早さを求めつつも正確な操作が要求されるゲーミング用途において、デイジー軸はタイピング同様にリスキーなのではないかな、とは思います。早いかもしれませんが、ミスは許されないピーキーさというか……。操作に自信があるのであれば、早さを求めてデイジー軸を選ぶのも有りなのかもしれませんが、正直なところ自分にはよく分かりません。


 以上、手持ちにあるデイジー軸、桜軸、ローズ軸(旧)を使用しているユーザーとしての、簡単なレビューになります。それぞれに良いところがあると思いますが、個人的に不満な点を挙げるとしたら静音軸が無いという、ただそれだけですね。VARMILOのケースでは特に軽量なキースイッチほど打鍵音が大きくなる(響く)気がします。まあ、それは同じ打鍵力で打っていたとして、底付きするまでの早さが変わる=音が大きくなるということなのではないかなと思いますが……。あとは、TKLではキースイッチが見えるようになっているからか、より音が大きいように感じます(正確には、音の響き方が違う、ということだと思いますが)。好みなのは65%ですかね……110%だと、まだ違うのかもしれませんが使用していないのでちょっと分からないですね。

 とりあえず、次のオーダーメイドキーボードでローズ軸V2にする予定なので、またアミロ軸の比較が出来たら良いなと思います。特に、65%ケースでより正確に比較できるので、個人的にその部分だけでも楽しみですね!

コメント

このブログの人気の投稿

【VARMILO】押下圧35g! デイジー軸ってどんな感じ?