【自分だけの】AKVキーボード、キーの表記とショートカット割り当てについて【キーボード】


 これまで『理想のマイキーボード』として妄想を重ねてきている『AKVキーボード』。今回はここまでの確認と、現状の課題を確認します。




 VARMILOの65%キーボードを参考に、「よりコンパクト」、「日本語文章入力に強い」を念頭に置いてデザイン……という妄想を始めた『AKVキーボード』。VARMILOの65%キーボードはコンパクトさの中に使い勝手の良さがあり、そして無理が無いという点で非常に心強い武器なのですが、持ち運んで『同じ入力環境を使う』という視点に立つと「重い」、「少しサイズが大きい」というマイナスポイントが見えてきます。それは、きっちりとデスクに置いて使う分には何ら問題にならない、さらに言えば重さは安定に繋がる強みでもあるのですが、視点を変えてしまうと気になるところでした。



 その結果、「理想のキーボードはどんなものだろう?」と、和田英一さんの『けん盤配列にも大いなる関心を』を読んで色々と考えることになりました。

 コンパクトにする、というのは軽量化にも繋がる部分なので力を入れるべき要素ですが、矢印キーの省略については検討しませんでした。何故なら、文章入力において物理的なキーとして矢印キーはあった方が良かったからです。もちろん、多くの60%キーボードのようにショートカットでその機能を割り当てることも出来ますが、私としては物理的に存在した方が都合が良かったのです。



 そして、必要なキー、不必要なキーを取捨択一することで現状のレイアウトに落ち着きました。しかしこれは、HHKBやLEOPOLDといった名キーボードの『都合の良い部分』を選んできたと言えるでしょう。私に独創的なキーボードを産み出す思考は無かったのです。

 自虐的になってしまいますが、真実から目を背けることほど愚かなことはありません。それは悲しいことですが、現実として受け止め、その上で『理想のマイキーボード』を追求していくだけです。


 現状での課題は、『変換・無変換』キーと『カタカナ・ひらがな』キーの表記をどうするか? そしてショートカットの割り当てです。

 現在のデザインでは暫定的に矢印と×を使って『変換・無変換』を表していますが、これに関しては矢印が円を描くような形でぐるりと一周するようなデザインで表現するのがわかりやすいかな、と。そういうデザインは既にありますし。無変換はそのマークに斜線を入れるとか。そういう方向で考えています。わかりやすく、それでいて日本語を使わないのがベターかな、と。

 問題は『カタカナ・ひらがな』キーですね。現状では他のキーボードを参考に『Kana・Roman』としていますが……ちょっとこれは別のものに変えたい気がします。とはいえ、今はまだ良案は浮かばず……。


 ショートカットの割り当ては深刻です。基本的には既存のショートカットを使えば良い訳ですが、微妙にキーを減らしているAKVキーボードではそのあたりも考慮して割り当てを行わなければならないでしょう。

 独創的な割り当ては一般的なキーボードからの移行に問題が生じるので避けるべきですが、あると良いなという割り当ては作っておきたいところですね。これについてはエクセルで割り当てを当てはめて確認する地味な作業になると思います。


 表面的なデザインの部分から、今後は細かい機能的な部分の検討になりそうです。市販化(自作キーボード化)の予定はありませんが、今後もマイペースに『理想のマイキーボード』を考えていこうと思います。

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