【VARMILO】デイジー軸に静音化リングを付けてみた【静音化】
自分好みで最高なVARMILOのカスタマイズキーボード。唯一の欠点としては、打鍵音の大きさが挙げられるでしょう。これは比較的、としたほうが的確なのかもしれませんが、他のVARMILO軸と比べて押下圧の低さからか、底づき時の音が大きめに感じられます。
そこで、今回は今まで検討しつつも採用してこなかった静音化リングを試してみました。
(静音化リング到着直後の記事のため、静音化前後の打鍵音比較はまた後日。しばらくワクチンの副反応で倒れていると思います……)
今回注文したのは、自作キーボード界隈で有名と思われます『遊舎工房』さんの通販サイトにあった『Oリング 1.5mm (140入)』です。3種類あったようなのですが(追記:4種類だったようです、勘違いorz)、注文時は青色と半透明の2種類でしたので、見えない部分ですが無難に半透明をオーダーしました。
以前、別の静音化リングを使用しましたが(Cherry MX 赤軸)、その時のOリングは厚み2.0mmでした。今回は0.5mm薄い、1.5mm。厚みが厚いとその分、ショートストロークになるのが静音化リングの難点でして、かといって薄ければ良いというものでも(静音化的には)ないといった感じで悩ましい部分です。今回は以前使用したものよりも若干薄いということ、自作キーボード専門の『遊舎工房』さんが取り扱っているなら(製品誤差はともかくとして)大きな問題もないだろう、ということで選択してみました。
結論としては、打鍵感・打鍵音はやはり変化してしまいます。その代わり、静音化という点では多少なりとも効果を発揮していると感じられます。底づき時の音は抑えられますが、戻ってきた際の音は軽減できませんので、その音は残ってしまいますね。それでも底づき時に『カツン』と当たっていたのが抑えられているので、打鍵音としてはしっかりと抑えられていると思います。
打鍵感・打鍵音の変化としては、静音化リングを挟むことで硬質な打鍵感からやや軟質な打鍵感へと変化します。今回使用したリングはそこまで硬いリングではないのでクッション感が多少あるかな、という印象です。打鍵音は底づき時の音が抑えられているので当然変化しています。その影響か、これまでよりも戻りの音が気になるかな、という気がします。トータルの打鍵感としては不満というレベルではありませんが、『良い意味での打鍵音』の質としては、少し気になるかもしれませんね。
少し気になる部分もありますが、静音化自体は問題なく果たせたと思いますし、打鍵感としても「これは絶対に嫌だ」というレベルまで落ちることなく済んだので良かったです。打鍵音は「あと少し」という印象が強いですが、メカニカルキーボードの打鍵音として悪いかどうかというと「そんなに悪くない」かなという気もするので、これは妥協点でしょうね。
大幅に打鍵音を抑える、となるとさらに工夫が必要ですし、打鍵音の質を犠牲にするのは明らかです。このあたりはどれを優先するのか、という部分なのでケース・バイ・ケースだとは思いますが。個人的には今回の静音化は妥協ギリギリのラインかな……という感じですね。難しいものです。
余裕ができたら打鍵音の比較を行ってみたいと思います。その前にワクチンに打ち勝て、俺の身体……!
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