【自キ】3Dプリンタが無くても作れる! 自キケース!【ケース】
自作キーボードで全体的な雰囲気を最終的に決めるかもしれない要素、それが『ケース』ですよね。自分が使うキーボードに合っているもの、好みの色、形状……「これだ!」というものに巡り会うためには、広く、頻繁に情報への『網』を広げておく必要があります。
そんな中で3Dプリンタの普及は「自分で作れる」という幅を広げましたね。自作キーボードのケースも3Dプリンタで作られる方が少なくないように見えます。
自由度が高く、それでいて精度の高いケースが自分で作れる時代……でも、3Dプリンタを導入するのは(安くなってきているとはいえ)なかなかハードルが高く、モデリングも難しい……。
でも、諦める必要はありません。3Dプリンタが無くても、自分でケースは作れちゃいます!(精度はともかく)
・木製ケース
自分で作ってもそれなりのものになり、味があるケース。それが『木製ケース』。加工にはノコギリ、ヤスリ(紙、金属色々)、ピンバイス等あれば何とかなります。
作りやすいのは5ピース構造のケースでしょうか。底板、枠(長辺ふたつ、短辺ふたつ)を組み合わせてケースにしていきます。固定は難しいので、単純な載せるだけのトレイタイプですね。
加工精度を上げるには、まあ良い道具を使うことって大前提がありますが……よほど酷い道具を使わなければ、ある程度の歪みも『味』です。味なんです、そういうことにしておきましょう。
・プラ板ケース
加工が楽、軽いというメリットがあるプラ板製のケース。基本的には直線が出せれば、あとは接着と塗装を焦らずにやればそれなりに仕上がる感じです。高くなりすぎないのもありがたいですね(使用したのはタミヤのプラ板)。
厚みはいくつかありますが、私が使用したのは0.5mm厚。厚みがあった方が存在感と強度は出ますが、今回は加工のしやすさを重視しています。(初挑戦だったので)
しっかり直線を引き、カッターナイフでまっすぐ切り出したつもりなのですが……若干曲がったりして、よく見れば歪みがあります……。ま、自分だけが使うものなので気にしなければ良いだけのことではあります。5ピース上手く接着させるには、丁寧に固定したりしないと難しいです。
塗装は、ちょっと失敗しましたね。ミニ四駆で色々やりましたが、いつまで経っても成長しません。不器用すぎる……。今回は黒とつや消しクリアでマットブラック仕様。本体の色味に合わせてあります。
ざっくりと、自分がやった範囲ではこんな感じですね。中には工作用紙(マス目が入っていて固めのアレ)で作られていらっしゃる方もいたりして……なかなか自作ケースは奥が深いですね。
既製品はそれは精度は(製品誤差はあれど)出ていますが、自分で作るとそれが無いかわりに愛着とか湧きますね。……強がりではないですよ?(苦笑)
個人的にはプラ板でやるのがオススメかな……ある程度苦労する部分もありますが、素材もそんなに高くないですし、ちょっと試しに……という方にはオススメです。是非、あなただけの自キケースを!
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