【自キ】自分で基板を作ってみたい(発注してみたい)
すっかり自作キーボードの虜となった芥川ですが、自キ温泉(沼)に浸かれば浸かるほど、「……自分でも基板作ってみたいなぁ」と思い始めます。
しかし、私はCADは全くのド素人、そして驚くほどにデジタル系を苦手としています……。それでも、自分だけのキーボードというものを、作ってみたい……!
便宜上(?)、『ACT-JP(仮)』と称して妄想を重ねていた、コンパクトな日本語配列キーボード。60%サイズで日本語配列というと先駆者がいますし、実は上に上げているレイアウトとほぼ同じYamada65 Proが今夏にデビュー予定になっています(買います)。まあ、そもそもの話、自作キーボード界隈というのはすでに積み重ねられた歴史がありますので(相対的に見ればそれほど長くないのかもしれませんが、個人的には十分長いかなと思います)、入りたて初心者な私が考えるような事なんて大抵のことは試されている後なんですよね。そこに独創性を出すのは、まあ私の頭が独創的ではないので難しいでしょう。それでも、「自分で」という部分が大きいんですよね……。
基板設計が全く出来ず、そんな状態で躊躇しつつも、何とかならないかな……とTwitterで呟いていたところ、山田家の設計者である堕落猫さんから「やってみてわかることもありますよ(意訳)」とリプライを頂き、やっぱりそうだよなぁ……と。なので、苦手意識のあるKiCadをどうにか使えるようになろう! と始めてみることにしました。
しかし、KiCadと自作キーボード設計についてネットで検索しても、なかなか私にも分かりやすい解説は見つけられません。調べ方が悪いのも大きいかと思いますが、わりと「操作が分かっている、導入については問題が無い」ということを前提に書かれているケースが多いように思いました。工業系出身の方とか、実務や趣味で使い倒した方が「じゃあ自作キーボードも」みたいなケースが多いのでしょうか……。
どうしたものかと悩んでいましたが、ふと自分の手元にあるキーボードを見て思いました。「あ、GL516互換基板!」と。そうです、自分が愛用しているキーボードのひとつ、J73GLはGL516というケースに使える基板で、このGL516はユーザーがケースに合わせて自分のオリジナル基板を設計できるようにガイドが作られていたのです。それを、ここに来てようやく思い出しました。
まずは、KiCadの操作とかそういうものを、ガイドに従って身に着けていこう。以前は四苦八苦した挙げ句に早々に諦めてしまいましたが、今回はもっと腰を据えて、「出来たら良いな」ではなく「やるぞ!」と決意を新たにしてみました。
……しかし、エラー。エラー箇所は分かったものの、それが「何故エラーになるのか?」が理解出来ないポンコツ頭。やっぱり、基本的な理解が追いついていないのだと思います。初日はそれが解決できず、終了。
まだまだ先は長そうです。しかしながら、最初に触れた時よりは「何をしているのか」というのを把握できたように思います。目的もなく、ただダラダラとやるのではなく、しっかりと「何がしたいのか」を意識しながらやるのは大事ですね……。まあ、何事もそうだとは思いますが。
とりあえず、課題もハッキリしていますし、何か参考書となるらしいものも調べているうちに見かけたので、そういったものを利用しながらゆっくりでも自分で設計が出来るようになりたいなと思います。
目指せ、自分で作ったオリジナルキーボードでの小説執筆!
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