【自キ】Act-JP52”零式”(仮) その4【空中配線】


 まだまだ苦戦中のAct-JP52の開発(?)ですが、今回は蛇足となるのを承知の上で、レイアウト(キーのサイズ)についてgdgdと。




 今回採用したレイアウトは外形(キーキャップ外側の描くライン)を対称的にし、見た目のデザイン感というものを自分なりに考えて作成しています。結果としてヘンテコな感じになった気もしますが、まあ良いか、と。ただ、キー的には左右非対称なのが美しくないと言えば美しくないところです。

 問題は『美しくない』という見た目だけではなく、キーキャップの入手性にも問題を抱えています。エンターキー、これは駄目です。これはちょっと、いやかなり問題です。通常、英語配列におけるエンターキーは2.25Uが一般的なようです。ところが、Act-JP52で採用しているのは1.25Uのキーキャップです。シフトとコントロールも結構問題なのですが、そちらはHappyな配列を意識したセットでどうにか補えそう(?)なので良しとしておきます(良くない)。問題のエンターキーはざっと探したところ、やはり見当たりませんのでキーキャップセットではどうにもならないでしょうね……。

 今回、まあキーキャップの画像を見ていただければおわかりいただけるかと思いますが、最初からキーの印字とサイズの一致については諦めています。……おかしい、最初は「数字や記号の不一致が問題でキーキャップセット使えないなら、そこを省いた配列にすれば良いじゃん!」なんてレイアウトした筈なのですが。無刻印のままでも良いですが、一応今回の試作では以前使用した刻印シールを使用してそれっぽく仕上げる予定です。スタートからゴールまでの道筋が迷子ですねこれ……。


 問題はまだまだありまして、スペースキーを1Uにしていることでコンベックス形状のキーキャップが入手しづらいという問題を抱えています。これに関しては自分も導入済みの、サリチル酸さんが頒布されている3Dプリンタ製コンベックスキーキャップが解決策とはなりますが、色味の問題は解決できません。色味を追求するなら、1Uのコンベックスキーキャップがあるプロファイル、セットを探すか、自分で作るしか道は無さそうです。


 自分のためのキーボードということで不都合も自分にそこまで都合悪くなければ無視していますが、これだと頒布というのは難しそうですね。だって、こんなパーツが集め難いキーボードとか、なかなか手が出ませんよ……。(まあ、頒布予定は今のところありませんので問題ないのですが)

 あらためて、頒布までされているキーボード設計者の皆様方の凄さを感じますね。

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