【自キ】日本語配列愛好家に向けた、山田75号のススメ【Yamada75 Go】
・組み立て
組み立てに関しては基板にダイオードが組み込まれているので、それ以外のProMicroとキースイッチのはんだ付けを行う。LED非搭載の基板なので、はんだ付けは比較的安易である(個人の技量による難易度変化はこの際、無視する)。
プレートの縁は油性黒マジックで塗っておくと、グッと締まるお手軽お洒落。ミニ四駆でよくやったものだが、自作キーボードでも同じらしい。
Yamada75 Goはソケットを使ってホットスワップ対応になっている。なので、ソケットを基板に取付ける必要がある。
画像がピンボケで申し訳ないが(基本、私の撮影する画像はそういうものが多い……)、予備はんだで基板側にはんだを盛っておき、その上にソケットを載せてはんだごてで熱を加え、溶かして接着させる。経験の無さから少々苦労したが、どうにかついたので良しとする。
(黙々とはんだ付けするのは根気が要るので、何か動画などを流しながらの方が良いという先人の知恵は正しい)
これを書いている時点では残念ながら高騰してしまっているPro Micro。今回はType C型のものを購入。なかなか手に入りにくい……(価格もそうだが、執筆時点では入荷数もかなり厳しそうだ)。
同梱されているピンヘッダではなく、今回はキット側に付属されている細ピンヘッダを使う。
まずははんだ付けし、はみ出たピンをニッパーで切断。手を被せながらやらないと破片が縦横無尽に吹き飛んで片付けが大変なので注意が必要だ(気を抜いた際、うっかりやってしまった)。
ピンを切ったら、なるべく綺麗になるように再度はんだ付け。丸く盛り上がれば、まあだいたいOK。
裏側のピンはプラごと切断。この時も手で覆って、破片が飛ばないように気を付けよう。……ここでもうっかりして、ひとつ破片が行方不明だ。
あとは、表と同じくはんだを盛って、仕上げよう。ちゃんとやらないと認識しなくなるので注意が必要だ。(別のキーボードでやらかした経験)
ビルドガイドに従いファームウェアを入れたら、ひとまず認識されるかチェックしよう。ここで不具合があれば、はんだ付けをやり直す等、対処する。
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と、以上は旧山田75号における基板側の組み立てですが、現在はアクリルVer.へと変更されているため、これ以外の手順が変更・追加されています。その部分については『【自キ】Yamada75 Go(フルアクリルVer.)組んだ!』にて語っている事件が原因で記録を残せていないためビルドガイドをご参照ください。特に面倒な部分はないかと思いますが、アクリルの扱いだけは気を付けましょうね……(古傷が痛む人)。
半田ごての扱いに特に問題が無ければ自分でやった方が愛着が湧きますし、苦手であればお任せするのも手です。とにかく、これから自作キーボードを始めたい、でも日本語配列しか使ったことがない……という人に山田75号はオススメです! 特別コンパクトではありませんが、ほぼテンキーレスサイズで日本語配列の自作キーボードというのはあまり見かけません※し(65%くらいになるとあるみたいですが)、とりあえず始めてみよう! という方の候補にしていただけたら山田愛好家の一人として嬉しいなと思います。
※無くはない、少ないだけ。
日本語配列キーボード Yamada75 Go(BOOTH / Daraku-Neko)
この記事はYamada75 Go / FEKER Like Holy Pandaで書きました。
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