【自キ】ActーJP52”零式”(仮) その7【空中配線】
トラブルもありましたがアクリルが届きまして、いよいよ組み立てです。
KLEのデータからトッププレートを出力できる変換サービスを利用したのできちんとプレートの形状はなしているはずですが、画像としての加工段階で自分が余計なことをしてないか心配でした。……が、ちゃんとレーザー加工できるデータになっていたようでホッとしました。う~ん、それっぽい。
コンパクト、と言いつつも少し余白を持たせたトッププレート(と、ボトムプレート)。一応、工作用紙で形状を確認してはいましたが、実際にアクリルプレートとして手元に来ると違いますね(良い意味で)。やはり縦に小さいのは普段75%で慣れている人間にはちょっと不安になるレベルで大きさの違いを感じます。多少戸惑う部分はありますが、それ以外は打鍵に特に問題は無さそうです。うん。思っていたよりも大丈夫。
今回使うキースイッチは、こちら。DUROCK T1 Shrimp。サイレントタクタイルですね。TALPKEYBOARDさんで購入しました(結構前に)。そこそこの押下圧と、サイレントタクタイルならではのポコポコとした打鍵感、好きですねぇ。貶しているように聞こえてしまうかもしれませんが、良い意味で上質なメンブレンキーボードを叩いているような心地です(メンブレン、嫌いじゃないので)。JWICK T1が結構好みだったので親シリーズ(?)にあたるDUROCKのタクタイルを、と考えていたのですが、これは選んで正解だったと思います。とても好みです。
見えにくいですが、グルーガンで軸を固定しています。空中配線でもホットスワップ化されているキーボードを見かけたことがありますが、自分にはちょっと難しかったので素直に固定しました。もうちょっと盛っておかないと完全固定にはなりませんが(元々ツルツルとした素材には使い難いもの)、まあまあの固定感でひとまずOKです。
めちゃめちゃピンボケしてますが、今回の大事な役割を担うダイオード君。向きを間違えないようにしても間違えたので、基本的に私の注意力なんてそんなものです。
仮組の段階の画像ですが、ぱっと見はとても満足できる仕上がりです。想像していたよりも良いかな? ただ、2mmアクリルだけでキーを支えるのはさすがに剛性感が足りないので、ボトムプレートとトッププレートをつないでいるスペーサーは増やした方が良いなと思いました。今回は完全固定が四隅、支えるだけのものが上辺下辺の中央付近にひとつずつ追加されています。次にプレートを発注する時は、ビス穴を四箇所増やす予定です。それぐらいあれば大丈夫かな、と。
地味なはんだ付けを動画流しながらやって、とりあえず(キートップ以外は)完成! 事前に用意していたファームウェアを書き込んだProMicroを組んだので、これでキーボードとして使える……と、思いきや……。
実は、大問題が起きているのは形状やはんだ付けではなく、ファームウェアです。色々参考にしながら試行錯誤したのですが、デフォルトのキーマップが崩壊する(意図していないところにキーアサインされる)というトラブルが……。経験の少なさ、情報整理の下手さから原因究明と対策が出来ていませんが、これを打っている時はどうにか日本語文章が打てるレベルには持ってこられました(VIAで日本語配列用のキーが割り当てできないため、一部のキーが使えませんが……)。Remapで変更しようにも、ファームウェア側が酷い動作をしているためか? 変更が保存できません(これはもう、完全にVIAやRemp側ではなく自分のせいだと思います)。なんとかしないと……。
まだまだAct-JP52の調教開発は続きそうです。
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