【自キ】Guide68を組んで、使ってみて


 サリチル酸さん設計・頒布の自作キーボード、Guide68 v0.1を組んでみて使っていますが、購入検討中の方の参考に少しでもなればと思い、自分が感じたことなどを簡単に(?)まとめてみようと思います。

 なお、現在頒布されているのはv1.0ですので仕様に一部差異がある点はご了承下さいませ。



・はんだ付けは少し大変


 このキットで最も躊躇させるかもしれない要素は、ダイオードのはんだ付けかもしれません。LEDも小さいのですが、現状は片手6個(左右合計で12個)程度なので時間を作ってゆっくり取り組めば難しいというほどでもありません。しかし、ダイオードは68個(無線化をするならさらに+)はんだ付けするのは時間もかかりますし、細かさと方向間違えへの注意という点で神経を疲弊させます。……慣れている方なら、そこまででもないのでしょうか? 個人的には、まだはんだ付けをあまりしたことがないという事でしたら同梱されている表面実装タイプのものではなく、リードタイプのダイオードをオススメします。難易度がかなり下がります(見た目は表面実装が良いですが、最終的には見えなくなりますので)。

 キースイッチのはんだ付けは、ソケットをはんだ付けするよりは楽だと思います。ただ、しっかりと奥まで入れてはんだ付けするのは意外と大変そうなので、ひとつひとつしっかりとはんだ付けする方が良いのでしょうね……(自分のは、若干浮き気味のが……)。

 リセットスイッチ等の部品もはんだ付けしますが、このキットでの最難関はダイオードで間違いないと思います。


・ケースレス、サンドイッチマウントでも見た目と使用感は十分


 Guide68はサンドイッチマウントと呼ばれるケースレスなタイプですが、剛性感や使用感といった部分では特に問題を感じません。というか、普通に良いと思います。見た目的にもプレートが外見ではシンプルに見えるかもしれませんが、綺麗に整えられていて工業製品的な美しさを持っていて満足度は高いと思います。


LED切ってから撮影すれば良かったですね……

 プレートとスペーサーがしっかりと組み込んであるおかげか、剛性感はしっかり出ていると思います。重さ的にはそれほどありませんが、結構安定している感じです。ゴム足がデスクの素材によっては滑るかもしれませんが、その場合はデスクマット的なもので対処出来ますし、お好みのゴム足に変えるのも良いでしょうね。


・分割も一体型も試せるのが魅力的!


 ロウスタッガードタイプの分割キーボードの定番かもしれませんが、Guide68も一体型として使用できます。分割を試してみたいけど、タイピングに支障があると普段使いで困るかも……という方にも安心な仕様ですね。自分もそういう人間だったので、この仕様のおかげで安心して飛び込めました。

 分割で肩への負担を減らし、慣れない間は本気作業中は一体型にするなど、その時々で使い分けられるのはとても魅力的ですね!

 Guide68はオプションを使えば無線化も出来ますし、デスクの上をスマートに使うことも出来るので良いと思います。


・英語配列として使えるし、キーキャップで日本語配列としても使える!


 Guide68は英語配列のキーボードです。英語配列が好きな方、英語配列に興味がある方が自作キーボード沼に入ろうという時にオススメ出来るキーボードです。ただし、今回採用した『Acid Caps JP』を使えば日本語配列と同じ記号の配置で使用できるので、日本語配列愛用者にもオススメ出来ます。また、日本語配列愛用者が将来的に英語配列を試したい場合にはキーキャップを交換してRemapでキーマップを入れ替えればそのまま英語配列として使用できるのでコストパフォーマンスの高さはかなりのものではないかと思います。

 使い慣れた配列、使ってみたい配列をどちらも試せる・使える……個人的には日本語配列愛用者であれば『Acid Caps JP』との組み合わせをまず試して貰いたいなと思います。そこから将来的に英語配列に変えるのもアリだと思います!


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 私の下手な撮影、知識不足なオススメでは伝わりにくい部分が多々あるかと思いますが、この記事が少しでも役に立てたら幸いです。


この記事はGuide68 v0.1で書きました。

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