【自キ】Acty-31(仮)は見た目上のバランスだけなら私の理想【設計】


 メチャメチャ打鍵音だけ良いキーボードを作ってみたい、ということから始まったActy-31(仮)。この手のコンパクトキーボードでは定番・パイオニア的自キがある中、自分で作る意味はと言えば『自己満足』以外にないわけですが。実はこのレイアウト、Acty-45で試行錯誤した左右バランスという観点から言えば、結構私の理想だったりします(それ以外はそうでもないのですが)。



 左右バランスのお話に関しては過去の記事を(お時間あれば)参照していただくとして、ここでは単純に見た目上のバランスについて見てみましょう。基本的に私は所謂『ホームポジション』にまずは指を置くので、そこからの左右のバランスというのを見ています。ここでは『f』と『j』が基準となり、そこから左右それぞれに何キーあるか、ということです。これは上下でキー数と位置が違うことから「バランス取れていないのでは?」となりますが、ココで重要なのはあくまでもザックリとしたバランスであり、asdf列が基準となって左右にどう広がっているのか? が問題となります。完全な左右上下のバランスをとるなら素直にオーソリニアかカラムスタッガードを選ぶと良いでしょう。ここではロウスタッガードに(私の好みの都合上)こだわっているので、こうなっています。

 話を戻しまして、このActy-31(仮)はエンターキーのサイズを無視すれば、キー数的に左右バランスが取れています。本来であれば左側にはShiftやCtrlが入るのでバランスが取れないはずなのですが、このレイアウトではオミットされているためにバランスが取れてしまいます。その代償として、左側は少し歪な感じになっていますが。その点を無視すればキーのバランス的には私好みなレイアウトと言えるでしょう。


 このキーボードはあくまでも私の興味優先というか、実験的なキーボードなのでレイアウトを深く追求する必要は有りませんが、作る以上打ち難い、使い難いものを作るのも虚しいというか意味が無いというか。使える状態でこそ、そのキーボードの真価が分かるというか……なので、使えるキーボードを極力目指すことになります。

 極力、としているのは私がこんなに省キーレイアウトのキーボードを使ったことがないからです。そう、作ったことがないどころか、使ったことがありません。なので、ここまでの経験からlayerを設定したりしてどうにか使えるように持っていくつもりではありますが、実際に使いこなせるかどうかは未知数です。「これぐらい使えるでしょう?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、不器用な人間を舐めたらいけませんよ? 本当に使えないかもしれないのですから……。

(自分で言っていて悲しいですが、本当に自信は無いです)


 まあ、そんな感じではありますが、ゆっくり完成に向けて動いていきたいなという気持ちはいっぱいです。部品とやる気と時間と体力とか諸々、集めないと……。


この記事はActy-45で書きました。

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