【自キ】Acty-45 HG……?【ケース】


 自分好みに仕上がったと大満足なActy-45ですが、不満点が無い訳ではありません。現状で許容できる、というか無視できる範囲ではあるのですが、不満点として挙げるならその最も大きなものはケースでしょう。

 今回は、ケース製作についてダラダラと。



 自作キーボードのケース設計についてはサリチル酸さんの『自作キーボード設計ガイド Vol2』が読み物としてとても参考になりますが、今回はもう少しアナログで、簡単だけど面倒な手法でのケース製作というものを考えていきます。考えるというか、やるためにどうするか、というのをグダグダと文字にして自分なりの思考をまとめていこうかなという感じです。

 私は以前にトレイタイプの木製ケースを作っていますが、固定せずに置くだけというシンプルな構造でした。


削り出しなんて無理なので、サイドとボトムの2ピース構造

 見てお分かりいただけるかと思いますが、加工精度はまあ酷かったです(苦笑)。それでも、底にPORONシートを入れて使ってみた感じは(私にとっては)悪くなかったですね。



 私はパームレストも自分で木材を加工して適当に作って使っているくらい木製のアレコレが結構好きなのですが、今回は木材ではなく、プラ素材で作ったものを塗装して仕上げようかなと。


タミヤのプラ板で作ったシンプルすぎるトレイケース


 プラ素材というと、こちらも過去にやっているのですが、この時は木材の代わりにプラ板を使ったという感じのシンプルすぎるトレイケースでした。正直なところ、今同じものをやるならこれ以上はもう少し懲りたいところですが、当時の自分にとってはここまでやるので精一杯という感じでしたね……。これも加工精度は結構悪いです。

 今回はトレイタイプから卒業して、2ピース構造的なものを作りたいなと考えています。で、見た目の外観は現状のActy-45ベースで、外見上でネジ頭が見えないようにしたいと思っています。理想はHHKB Professional Classicの白です。

 アクリルプレートで作成した現在のセミ積層(スイッチプレートからトッププレートまでの間は積層だが、その下からボトムまではスペーサーを入れているので便宜上、セミ積層とする)では四つ角の丸みは出来ましたが、プレート端に丸みを入れることは出来ていないので、今回はそこに丸みを入れるのがひとつの目標です。丸っとさせたいというよりは、角を取って少しだけ柔らかな印象に仕上げたいという感じです。


 構造と素材についてはタミヤのプラ板を積層し、パテで整形して……というのを考えています。ボトムプレートがやや難しくなりそうなのですが、そこをクリア出来れば理想の形に仕上げることは出来るかな、という甘い予測です。こういうのは厳しくした方が後々楽なのですが、まあ始める前の「こうできたら良いな」くらいは甘くても良いでしょう。真剣に考え始めてから頭を悩ませることにします。


 書きながら、何となくのイメージが出来てきました。ここからスケッチを起こして、それを実現するにはどうすれば良いのかを考えていくことにしましょう。時間はかかりそうですが、楽しみです(今は)。


この記事はActy-31で書きました。

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