【ヘッドホン】100均ヘッドホン(100円じゃない)を気軽に使いたい 2【改造 】
前回の記事では、ダイソーの330円(税込み)ヘッドホンを購入し、素の状態の確認を行いました。今回は次の段階として、イヤーパッドの交換を行います。
前回提示した、改造のステップは以下の通りです(再掲)。
・イヤーパッドの交換(純正から交換)←今回
・開放化(本体に穴開け加工)
・ケーブル変更(純正平打ち麺みたいなケーブルから交換?)
ケーブル変更についてはとりあえず優先度が低くなったため、ひとまず見送ることにします。
今回の本題、イヤーパッドの交換に入りましょう。用意するのは75mm用のイヤーパッドです。Amaz◯nで900円前後のものがいくつかあったので、その中から適当にチョイスしました。ヘッドホン本体の3倍程度という、何か本末転倒感ある部品交換ですが気にしません。気にしたらいけません。
Krone Kalpasmos 直径 75mmイヤーパッド
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07JZ3F53R/
やりたいことはいくつかありますが、いっぺんに色々変えてしまうと本当は何が大きく影響したのかがわかり難くなってしまいます。なので、色々やりたい気持ちを抑えて、今回はパッド交換に留めましょう。
と、その前にいわゆる『エージング』と呼ばれる作業を行いました。慣らし的な作業で、人によっては「ただのおまじない」と考えることもあるようです。自分は効果があるような気がするのでやっている派ですが、やり方や音源等、奥が深そうな分野です。ちなみに波形でガチで比較した人とか動画サイトにいたりするので、気になる人は見てみると良いでしょう(結論としては、変化はあるが実感できるほどではない的な結論が多いようです)。
とりあえずエージング効果を謳っている動画を流したりして、数日実用とエージングを行った結果……籠り自体は解消しませんが、音の出方自体は良くなったような気がします(特に低音)。籠りはイヤーパッドに問題があると思われるので、交換して変化があるかどうかですね。
右が純正、左が交換したもの
純正の方が少し固め
さて、では実際にイヤーパッドを交換してみると……微差ですが、籠もっていた感じが改善されたように感じられます。とはいえ、満足できるレベルで解消されているかといえばそんなことはなく、ハウジングによるものかと思われるビビリ感(という表現が適切かは分かりませんが)と、抜けきらないもどかしい感じの中高音を感じます。ここをさらに改善するには内部にシート等を貼る、開放する等の改良が必要なのでしょう。
とはいえ、イヤーパッドの交換だけで多少は改善されるのですから(本体との価格差を無視すれば)お手軽なものです。元々の装着感も悪いという程ではありませんでしたが、交換したことで少し柔らかい装着感になり、着け心地がマイルドになったのは嬉しいボーナスです。着け心地でいえばヘッドバンド部分が気に入らないので、何かしらで対処したいですね……。
籠り気味だった中高音は、今回のイヤーパッド交換で多少改善されました。ただ、十分と言えるものではなく、ここからさらに改良が必要だと感じられます。次回は、やはり開放化の作業を行うことにします。
この記事はActy-31で書きました。
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