【キーボード】ほぼ週刊 気になるキーボードのアレコレ【21/12 第4週】


 2021年もあと僅か。色々とやり残したこともありますが、とりあえず2022年に向けて少しずつ片づけていきましょう。
(やっている間に2022年になると思います)

 さて、この誰得記事も今回で最終回。私のブログ習慣化のためにと始めた企画でしたが、自分にしては頑張ったと思います。


 芥川の好きな作家さん、三雲岳斗さんが日本語配列に使えるキーキャップをまとめられていたので紹介します。たまに私が愚痴っていますが、自作キーボードの自由なレイアウトに対して日本語配列というのはなかなか対応できるキーキャップに悩まされます。それは何も私だけではなく、自作キーボードで日本語配列を作ろう、使おうという人にとって課題となっているようです。
 この記事では芥川も知っているものから「え、そんなのあったんですか?」というものまで様々。ただ、GB終了済みのものや終売しているものもあるのでご注意を。
(良い物はGBで終了済みというパターン、結構あります……)


 ミーハーですみません、こちらも三雲岳斗さんのブログ記事です。三雲さんが2021年に組んだり使用した自作キーボードのまとめになります。
 個人的に「おっ」と思ったのが、sphh jpの2号機を組まれていて、しかもキースイッチがHako Violetを使用されているというところ。これ、キーキャップもGL516で自分が使おうかなと思っているEnjoyPBT ModernJAのGB時のやつかな? ePBT Modern JAを使用しているのも「おおっ」となって目が釘付けとなりました。キーボード本体は違いますが、自分も好きになったHako Violetと気になっているキーキャップの組み合わせというのは、何か勝手に嬉しくなってしまいますね。
 他にも色々なキーボードが紹介されているので、三雲さんのファンのみならず楽しめる記事かと思います。


 サリチル酸さんのブログ、『自作キーボード温泉街の歩き方』にてGL516関連記事が公開されました。このGL516は既存ケースとことなるマウント方法によって自由度、打鍵感の向上を目指し、さらに多種多様なPCBを使えるようにと開発されたケースになります。サリチル酸さんがデザインされたJ73GLやA52GLという日本語配列、Aliceレイアウトの基板を使うも良し、自分でオリジナルの基板をデザインして使うも良し。基板固定の問題からレイアウトが制限されるという不自由から解放されたケースは、なかなかに興味深く、私も購入しました(到着は2022年の3月以降予定)。
 記事はGL516の紹介のみならず、GL516用にデザインされたPCB、レイアウトを考えた方に非売品ケースが貰えるかもしれないコンテスト開催について触れられています。こちらは記事をご確認頂きたいですが、基板設計者、レイアウトデザインをされた方が規定の方法で参加することでサリチル酸さんが選考し、サリチル酸さんが欲しいと思ったものを考えた方に非売品ケースをプレゼントされるそうです。オリジナル性や実用性、様々な面から挑んでみるのも面白いかもしれませんね!
(ちなみに私は一応レイアウトの方で考えてみましたが、とても見慣れた日本語配列に仕上がったので白紙状態です……)


 こちらもサリチル酸さんの記事ですが、GL516用にPCBをデザインしたい方向けに初めてからでも挑戦できるように手順に沿って解説されたデザインガイドが公開されています。私もこれを読みながら基板の設計というものを学んでいますが、いやあ、大変なことを皆さんされているのですねえ……。
 容易とは私レベルからは言えませんが、手順に沿って、しっかりと読みながら進めればなんとなく出来ていく感じはあるので、年末年始のお休みを利用したりしてじっくり取り組むのも良いのではないでしょうか?


FEKER Like Holy Pandaが気になる昨今
 有名な『Holy Panda』系統のタクタイルスイッチで、TALPKEYBOARDによれば「Holy Panda関連のタクタイルスイッチでもっともお求めやすい価格のもの(商品ページより抜粋)」。タクタイル系がお気に入りになってきた芥川にとって、タクタイル系の中で有名らしい『Holy Panda』系のキースイッチは、やっぱり気になります。
 気になるのは、Hako Violetと比べてかなり重い(67g)押下圧。Hako Violetが39gくらいの押下圧なので、2倍弱(というと誇張か?)の開きがあります。55gくらいなら(リニアですが)経験があるのでまあ……という感じですが、さすがに一気に67gなんて飛ぶと、ちょっと気にはなりますね。一応お試しセットみたいなもので試せたりもしますが(在庫があれば)、キースイッチ一個をカチカチやるのと実際にタイピングするのだと、個人的には何か違う部分もあるので難しいですね……(感触みたいなものはわかるのですが、指の負担とかはちょっと違うかな、と)。
 他のタクタイルも気になりますが、今一番気になっているのがFEKER Like Holy Pandaかもしれません。でも、Hako Violetの感触が良すぎて、別に変えなくても良いかななんて、発展性の無い保守的な考え方になってきている自分もいたりして……。キースイッチ、悩ましいですねえ。


--------------------

 何だかんだで続けてこられたこの企画も、これにて終了。今後は気になったものがあれば、その都度触れていこうかなと思います(相変わらず誰得ですが)。
 ご愛読頂いた皆様、ありがとうございました!
(ん……? なんか、ブログ自体終わりそうな文章に……)

この記事は『Yamada75 Go / Hako Violet』で書きました。

コメント

このブログの人気の投稿

【VARMILO】押下圧35g! デイジー軸ってどんな感じ?