【自キ】ErgoArrowsProを(とりあえず)組んだお話。


 サリチル酸さんの最新キーボード、『ErgoArrowsPro』を組みました。

 この記事を読むと事情を察せられますが、『未』完成です。



 キーボードの詳細はサリチル酸さんのブログ記事をご覧いただければ。

ErgoArrowsProの紹介をするよ!/自作キーボード温泉街の歩き方


 カラムスタッガードの分割レイアウトです。この手のキーボードで省略されがちに思えるアローキーを搭載した金属ケースの自作キーボードです。

 組み立てる際にネジをねじ切って折るという馬鹿げたミスをしましたが、それを忘れたことにすればとても満足できる仕上がりです。キースイッチはHako VioletKailh Choc v1の茶軸を選ぶました。最初はリニアにしようかなと思っていましたが、悩みすぎたのとHako Violetでの感動を思い出し、使ってみました。茶軸の方は軸の善し悪しよりも、ロープロファイルは自分の好みではないのかもという印象です。ただ、このキーボードにおいてレイアウトと高さは絶妙で、これしかないだろうなというのが現時点での印象となります。


 組み立て自体は難しいというわけではなく、普通に常識通りに組んでいれば何の問題も無く組めると思います。どこかのお馬鹿さんみたいに「ちょっと硬いかな?」と感じてもネジ締めを止めないなんてことをしなければ……違和感を感じたら止めましょう。何にでも言えることです。

(この記事を書いている段階でネジがひとつ締められていません。折れているので)


 使用感はとても良いですね。金属ケースのしっかりとした剛性感と重みによる安定感、打鍵時の手応え。打鍵音も良い感じにコトコトと音を奏でています。1Uだけなのでスタビライザーの音に悩まされることもありません。Poronスポンジフォームが良い感じに音をマイルドにしてくれているように思いますね。あとは、自分はオプションのカバーケースを装着しましたが、これも打鍵音には良い影響を与えているようです。

 個人的にはまず見た目から惹かれたキーボードですが、こうして実際に使ってみると本当に購入して良かったなと思います。そこにあるだけで満足度が高いですし、使ってみてももちろん良い。キーキャップの仕上がりも最高ですね。これが予定されていると知って、実際に試作機に組まれたものを見た時に「ああ、これは絶対手に入れよう」と思ったので。



 指と耳に心地良く、見た目のデザインも満足度が高いErgoArrowsPro。金額だけで見るとお安いものではありませんが、私としてはその金額を出す価値のあるキーボードでした。製造上の問題(工場側の問題)でパームレストの販売が延期となりましたが、早く組んで使ってみたいですね!


この記事はErgoArrowsProで書きました。

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