【自キ】Act-JP52のキースイッチとキーキャップを悩む人【Act-JP52】
自分のためのキーボード、疑似日本語配列『Act-JP52』。使える範囲でコンパクトなキーボードを目指して設計し始めたこのキーボードは、日本語配列の使用感を残しつつもなるべくコンパクトかつ見た目好みに仕上げようと四苦八苦してきました。
レイアウトや構造の修正もなんだかんだで進み、次に悩むのはキースイッチとキーキャップです。
(まあ、積層アクリルの厚みと枚数がまだ確定じゃないとかありますが……)
キースイッチは打鍵感の主要な部分を構成する重要なパーツです。プレート、ケースが残念な仕様だとそれなりに打鍵感(と打鍵音)を損なうかと思いますが、まずは好みの打鍵感と打鍵音を追求しなければEnd Gameは目指せません。別に目指す必要は無いですが、せっかく作るのですからなるべく良いもの、そして最高なモノを目指した方が気持ち良いですよね?
私はキースイッチの経験があまり豊富ではなく、有名どころのキースイッチも未体験のモノが多いです。そんな中で『最高』を目指すというのはなかなか無謀というか無知というか、まあそんな感じですが……一度データを完成させれば発注のためのアレコレで苦労しなくなるのですから、作ってしまえば良いという気がします。円安影響とかで発注しにくいとかはあるかもしれませんがね……こういう点ではホットスワップではないマイナスポイントになってしまいますね。まあこれは仕方ないです。自分で決めたことなので。
現状、リニアとタクタイルだとタクタイルかなという感じです。……クリッキー? 無いです。タイプライターみたいなキーボード組むならともかく、自分で使うキーボードにクリッキーはありえないです。音が鳴る、という点ではタクタイルもリニアと比べれば出ていますが、クリッキーは別次元なんですよね……Cherryの青軸を試打出来る機会があったので少しだけ打ったことがありますが、何か心に刺さらないというか「これは違うな」と思ってしまうんですよね……良い悪いではなく、「違う」という感覚なんですよ。なので、リニアかタクタイルの二択です。
気持ち的にはタクタイル寄りかなぁという感じです。Cherryの黒軸とかも触った感じは好きなんですけど、重めリニアの気持ち良さと作業でずっと打ち続けるということを考えると単純な気持ち良さだけでもないよなぁというところが悩ましいです。そういう所もあり、打鍵感的にあまり重く感じないHako Violetが大好きなんですよね……打鍵感もそうですが、打鍵音も心地良いので。
キースイッチはHako Violet、もしくは軽めのタクタイルで何かという感じですが、次の問題はキーキャップですね。自分のエゴ? 無知? 無謀? まあそんな感じのモノを突き詰めた結果、ありえないサイズのキーを配置しているので刻印とキーの一致は望めません。また、妙な位置にキーを配置していたりする関係でステップスカルプチャー的な観点からもキーの形状と位置が一致しません。なので、フラットなプロファイルのキーキャップに限定されてしまいます。(無視すれば別ですが、見栄えと触ったフィーリング的に嫌ですね)
現在、試作機である零式で使っているのはDSAプロファイルの無刻印です。これにシールを貼って使用していましたが、貼り方が下手だったせいで一部のキーがボロボロになり、全部剥がしてしまいました(ちゃんと貼れていたものはしっかりと付いていました、剥がす時に苦労する程度に)。現状、これでも特に支障がないので無刻印で良いかなというところはあります。プロファイル的にも気に入っているので、正式版でもDSAの無刻印かな……。レイアウト的に選択肢を狭めてしまっているのはちょっと勿体ないですね。
こうしてブログに書いていると、何となくHako VioletとDSA無刻印にしようかなと思い始めてきました。今後、素敵なキースイッチと出会えたらまた考えは変わるかもしれませんが、キーキャップはDSAかな……まあ、手触り好きなのでDSAで全く問題ないのですが。
今は色々と自分の状況が難しいので進捗が亀の歩みですが、ウサギとカメというお話もありますし、しっかりと一歩一歩進めたらと思います。零式で出てきた問題、気になるところは全部改善していくぞ!
この記事はErgoArrowsProで書きました。
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