【自キ】妥協とチャレンジの副産物【プレートデザイン】

 Act-JP52のプレートデザインで完全に躓いたため、Acty-40elfの方を進め始めたのが少し前の進捗でした。A4の紙に印刷して指の置き具合なんかを試したりして、デザイン的には(良いかどうかはともかくとして)そのまま発注しても良いかなというところに来ました。

 ところが、たまたま予定が無くなって暇になった休日が出来たため、色々やっているうちに「アクリル積層を諦めたら解決するのではないか?」とAct-JP52に進展が。





 で、出来たのがこちらです。積層にする場合はアクリルプレートが沢山必要でしたが、サンドイッチ方式にするのであれば(まあ積層もサンドイッチの一種なのでしょうが)、枚数を減らせます。見栄えが良いし埃も内部に入りにくくなるし良いだろう、と積層を選んでいましたが、試作機である零式はサンドイッチ方式で組んでいますし、周囲をマスキングテープで装飾してやればある程度の埃からは内部を守れます。なので、これで良いじゃないかとなった訳です。

 結果としてテンプレートに余白が出来たため、そこにActy-40elfのプレートを入れてみました。これで2枚分の加工を依頼すれば、2台分のプレートが手に入るわけです。……正しいことを書いているつもりですが、何かおかしなこと言っているみたいになってしまいますね(苦笑)。


 Act-JP52のプレートは新デザインになりました。プレート上端に余白を大きく取り、その部分にProMicroを納めようかなと。零式ではProMicroの固定に悩まされ、結局完全に固定せずに使っています。……破損の危険性があるので、オススメ出来ません。なので、今回のニューバージョンでは無理なくProMicroを固定できるスペースを作ることを視野に入れ、余白を多めにしました。元々オールドなデザインにおける余白多めキーボードを良いなと思っていたので、ちょっと違いますがこれはこれで良いかなと。ケースに傾斜が付いているともう少しカッコイイ感じになるかと思いますが、3Dまでとなると完全に私がパンクするので忘れておきます(苦笑)。


 これでプレートのデザインとしては発注までいけるところまで来られました。ただ、私が使っているInkscapeはどうも利用したいサービスとの相性が悪いらしく(入稿後に開くソフトとの相性が悪いというか、Inkscapeの仕様がどうも独自のアレコレがあるみたいで??)、無事に入稿できるかが大問題です。一応、何かあれば修正依頼が来て再入稿の形になるらしいのですが、なるべくなら自分も依頼先も手間が少ない方が良いですからね……まあ、出来る範囲で色々やってみようとは思いますが。


 9月に組めると良いなと進めていますが、気持ち的には早く組んでアレコレ試行錯誤したいですね。キーキャップは(自業自得で)選択肢があまりありませんが、キースイッチはどうしましょうかねえ……。空中配線なので、容易にキースイッチ交換は出来ないので吟味する必要があります。


この記事はErgoArrowsProで書きました。

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