【自キ】プラ板でキースイッチプレートはイケるのか?【設計】
キースイッチプレートはキースイッチを固定するプレートで、基本的にはFR-4かアクリルで作られているかなと思います。金属系もありますが、基本的には安価で揃えやすいものを使っているのかなという感じですかね? これらはそれなりの強度・剛性感が必要だと思います。3Dプリントでケース一体型で作られる場合もありますね。
キースイッチプレートはキースイッチを固定するために必要で、基本的にはこれが無いと困るかなと。今回は、そんな重要パーツであるキースイッチプレートを、プラ板で作っても実用に足るのか? というのを試作機を作って検証しようかと思います。
今回は、たまたま用があって立ち寄ったセリアで購入したプラ板、1.0mmと0.5mmを組み合わせて検証しようかと思います。通常、MX互換軸に使用するプレートの厚みは1.4mmということなので、それよりは少し厚くなります。
最初はActy-45の進化? 追求版? を作るための試作を兼ねてActy-45レイアウトで作ろうかと思いましたが、スイッチ穴を開けるのがメチャメチャ面倒だということで諦め、Acty-31で検証することにしました。ただ作るだけならパッド系の10キー+αくらいのものを作れば良い気がしますが、通常の文章を打つ程度のタイピングに耐えられるかどうかという検証がしたいので、最低限キーボードとして文章を打てるものをと考え、Acty-31にしました。……一応、それなりに文章が打てるようになったので(苦笑)。
とりあえず、ベースとなる1.0mmにレイアウトを書いて、それに従って加工していきます。……事前の予想通り、メチャメチャ面倒です。穴を開けるので一苦労、開けた穴を調整する際に削りすぎないかどうかヒヤヒヤで一苦労。苦労&苦労。一気に穴を開けていくのは正直、キツいです。合間合間に、動画とか流しながら画面を注視せず、手元に集中して作業するという感じですね……。あ、ひとつ穴を大きくし過ぎました。orz
剛性感という点では、まだ1.0mmを1枚だけなので予定されている状態に満たないですが、それでも柔らかすぎる印象です。というか、加工の段階で柔らかすぎて結構慌てています。油断すると、歪むんです。補正できる程度ですが、補正を繰り返したら強度は下がるでしょうね……。
剛性感とともに柔軟性というのもこの場合は大事なのかなと思いますが、加工している感じではお手軽さに見合ったチープ感という印象です。最終的な打鍵感をみないと判断は出来ませんが、好んで追求するほどの素材ではないかなぁ……。
加工はかなり大変で、合間合間に作業して1日2個穴を開ける感じで進行中です。正直、めっちゃ大変です。しんどいです。始めたことを後悔しています(苦笑)。でもまあ、こういうのも良い経験になると思うんですよ。駄目なら駄目で良し。駄目だったという経験になりますから(普段後ろ向きなのに、何故か前向きな思考)。
完成するのはいつになることやら……。
この記事はActy-31で書きました。
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