【キーボード】30%キーボードの私なりの使い方【30%】

 気まぐれに始めた企画、『30%キーボードを作ってみよう』がまだまだ途中のままですが、ちょっと刺激を受けたので『芥川なりの30%キーボードの使い方』を書いてみようかなと思います。

 前提として、私はプログラミングやデザインを手がけていないという点にご注意ください。



Acty-31


 私は自分で設計・組み立てを行った30%キーボード、Acty-31を使用しています。作るに至った経緯等はブログの記事に書いていますが、今回は実際の運用という点に注目して書いてみようと思います。



 まず、どんなキーマップになっているのかを先に提示しておきます。4層で構成されており、いくつかのキーは機能的にオミットされています。これらは私がウェブ小説/同人小説を書く上で最低限必要なキーを検討した結果、暫定的に落ち着いたものです。



 layer0は最も表層に出ているキーマップで、特に何もせずに打鍵しようとすると押されるキーです。最上段左上を打てば『q(Q)』が打たれる、ということですね。これらのキーは文章を打つ上で基本的な、これらが無ければ始まらないというものを入れてあります。

 ちなみに「QWERTYは時代遅れ、非効率」という話題が自作キーボードをやっていると度々出るかと思いますが(偏見)、私は効率的と言われている配列に指と思考が付いていかないので(苦笑)、QWERTYを愛用しています。使えれば良いのです。

 下段キーの中で、ZやXの下に小さく文字が入っているのが見えるかと思いますが、これらはタップ&ホールドという機能を利用して単押しならZ、押しっぱなしであれば左シフトというように機能します。この機能により、少ないキーでもlayerを駆使して多くのキーを打てるようになります。他のlayerも見ていきましょう。



 layer1は最も多く利用するlayerです。layer0だけで補えないキーの中で、特に使用頻度が高いと思われるキーを入れてあります。数字などは数字単体よりは、シフトとの組み合わせで打てる記号を使うことが多いですね。私はblog記事やウェブ小説/同人小説を書いている関係で会話、記述に使うものを収めています。あとは文章を修正したりするのにアローキーはやはり必要なので、それらも入っています。スペースキーも重要です。

 このlayerはlayer0の最下段右下、『/』をホールドすることで呼び出すことが出来ます。『ー』などは多少窮屈な感じはありますが、慣れるとさほど気になりませんでした。まだ空いている未割り当てのキーが沢山ありますが、現状では何を入れようかという候補もないので当分このままかなと……。



 layer2は文章入力中の変換等で多用するlayerです。layer0の『B』をホールドしたままで呼び出せるlayerです。

 一応入れてみましたが、F11とF12とかは全く使わないですね……F6~F8は使用しているテキストエディタの機能、カタカナ変換や半角カタカナ変換で使ったりしますが、他はとりあえず入れているという感じですね。『[』、『]』は小説を書く上で重要な記号なので何処に収めるかは入力効率的な問題が出てきますが、私の場合はこれで良いかなという感じでここに配置されています。もっとしっかりと効率を求める人なら、ここには入れないかもしれませんね(苦笑)。



layer3はそんなに多用しませんが、マウスやページ操作に関するキーを設定しています。layer0の『N』をホールドしたままで呼び出せるlayerです。

 一応5ボタンのマウスと同じことができますが、カーソルが爆速で動くのでオススメはし辛い機能です(苦笑)。このlayerも空きキーが多いですが、今のところ不便を感じていないので埋まる予定がありません。


 と、layer毎のキーマップを見ていただきながらザックリと解説しましたが、私はこれで小説を書いたりblog記事を書いたりしています。「31キーなんて、文章打てるの?」という問いには自信を持って「(文章は)打てます」とお答え出来ますね。ただ、私はプログラミングというものを理解していないため、プログラミングに必須なキー等が分かりません。なので、このキーボードでプログラミングを行うというのは大変、もしくは難しいのかもしれません。なので、「(文章は)打てます」というお答えに留まってしまいますね。ゲーミングキーボードとしての機能も(ラピッドトリガーはともかくとして)理解していませんので、素直にゲーミングキーボードを買う方が良いでしょうね(苦笑)。

 30%キーボードを使えるかどうか、というのはタップ&ホールドを使いこなせるか否かというお話と切り離すことは出来ないと思います。その上で、メールやblog記事(SNSのポスト作成)程度であれば、私のようなキーマップ設定で十分にこなすことが出来ると思います。最初はどの組み合わせだっけ? と指が止まり、思考が止まるかもしれませんが、新しいことに取り組む時はそんなものでしょう。そこでスムーズに移行できたら最高ですし、そうでなくとも少し使ったら慣れてくるかもしれません。駄目なら40%やそれ以上のキーボードを使えば良いだけですからね。使えなくても死にはしません。(個人的に重要な思考)


 個性も何も無い私のActy-31のレイアウト及びキーマップですが、私にとっては使いやすい状態になっていますし、選んだキースイッチとキーキャップのおかげで気持ち良くタイピング出来ています。運指が完璧ならもっと入力が早いのかなと思うこともありますが、まあ今の状態でも(私にとっては)十分満足できるレベルなのでOKですね。

 ざっくりと私なりの30%キーボードのキーマップを解説(というほどでもない?)してきましたが、何かの参考になれば幸いです。使えると持ち運びしやすいサイズなので、(持ち込み可の環境であれば)慣れた最高のキーボードがいつでも使えるので楽&気持ち良いですよ!


この記事はActy-31で書きました。

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