【自キ】分割キーボードの『テント』について悩む【設計】


 Acty-40を組み立て中ですが、配線以外に悩んでいるのが『テント』について。平面に対してキーボード内側(つまり親指側)が高くなっている状態ですが、これをどの程度角度を付けると使いやすいか、また角度を付けた上でキーボード本体が安定した状態にするためにゴム足をどのようにすべきか等、頭を悩ませ中です。




 愛用しているサリチル酸さん設計のErgoArrowsPro(リンク先はver.1.5)では、実はフラット状態で使用しています。テントもチルトも無し。これで十分使いやすいので、実際のところテント角をつける必要があるのか、というのはあるのですが……そういう所も含めて、今後自分で作る分割レイアウトのための挑戦的な位置づけにActy-40を置いているのでやってみたい、というのが根底にあります。やってみて、「いや、やっぱ必要ないな」となれば、それはそれで経験として自分の中に残るわけですから。

 そういう点で考えると、悩んでいないでとにかくやってみれば良いというのがツッコみどころなのですが、でも出来れば「お、これ良いじゃん」と思う状態でスタートしてみたいのが本音な訳です。「そんな上手く行くなら自キ開発は苦労しない」という感じではありますが、まあどうしてもそこは思ってしまうのですよ(苦笑)。別に、製品としてリリースするわけではないのだから、ゆるくやれば良いところなんですけれどもね、うん。

(でも色々面倒だから分割レイアウトは今後一体型しかやらないような気もする)


 実際に手だけをデスクにポンと置いた時って、私の場合は何となく親指付け根が浮くような感じなんですよね。意識して内側にひねらないと、ピタッとは付け根が密着しないという感じで。なので、キーボードに対してアイドル状態(という表現が適切なのかは悩むのを割愛)の腕というのは、少なくとも私の場合は親指側が少しだけ高い方が良さそうなのです。で、実際その角度で良いのか、少しずらした方がタイピングする上では楽なのかどうかというのが、まあデータを取るというか、色々試してみないと答えは出そうにありません。楽に答えに辿り着けると思うな、私(戒め)。

 問題は角度だけではなく、角度を付けた上でキーボードを安定させることが出来るかどうかという問題もあります。というのも、Acty-40の場合、最も内側になるのがProMicroを納める飛び出している部分で、親指付け根側(スペースキーをレイアウトする想定の位置)を押そうとすると、そこに足がないとガクッと傾いてしまいます(やってみた)。その適切な高さに合わせられるかどうか(ゴム足を用意できるかどうか)というのが、角度選定の後に待っているのでなかなか道のりは長そうです……。


 単純につけりゃ良いってものでもないし、なかなか奥深く難しいものです。


この記事はActy-31で書きました。

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